企業情報
私たち荒川化学グループは、1876年(明治9年)の創業以来、天然樹脂ロジン(松やに)の化学を起点に145年以上の歴史を歩み続けてまいりました。これはひとえに株主、お取引先、地域社会をはじめとするステークホルダーの皆様のご支援の賜物であり、心よりお礼申し上げます。
当社グループでは、さらなる成長のため、地球環境と社会の持続的な未来に貢献するエコシステムにしっかり入り込み、ライフサイエンス関連などの
2021年4月よりスタートした第5次中期5ヵ年経営実行計画「V-ACTION for sustainability」の基本方針に基づき、持続可能な成長の実現に向け、新たな経営体制とすることで推進力を強化しました。2026年に迎える創業150周年や、さらにその先の時代においても各産業の維持・発展になくてはならない企業を目指して、グループの価値観・行動指針に基づいたKIZUNA経営を推進しております。事業全般の質的転換による収益性向上とライフサイエンス分野を
皆様方のなお一層のご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
社長メッセージ
私たちはロジンに代表される持続可能な天然資源へのこだわりと、永年にわたって培ってきた独自の技術を絶えず深化させることで、製紙用薬品、印刷インキ用樹脂、粘着・接着剤用樹脂、IoTを支える電子材料などの身近な暮らしへ貢献する製品を開発・提供しています。
素材をも手掛け、REALとDIGITALを下支えするケミカル・パートナーへの変革を目指しております。さらに、ロジン関連技術や水系ポリマー、水素
添加技術など、コア技術・素材の強化に努めるとともに、環境に配慮した持続可能な技術開発にも注力し、市場環境の変化にも対応すべく事業ポート
フォリオ改革を進めております。
中心とした新規事業創出の加速など、事業ポートフォリオ改革を強力に推進するとともに、すべてのステークホルダーからの期待に応え、信頼され続ける企業となれるよう今後も努めてまいります。また、安全操業を最優先に、品質・環境の追求、コーポレートガバナンス機能の強化、炭素循環社会の実現に貢献するためサプライチェーンを通じたサスティナビリティへの取り組みも積極的におこない、皆様方とともに永続的な発展に貢献してまいります。