研究開発・技術
マレイン酸系共重合樹脂
無水マレイン酸やマレイン酸エステルを、スチレンやαオレフィン等とラジカル共重合させることにより、高分子量で反応性に富む機能性ポリマーを得ることができます。特に、無水マレイン酸共重合体の場合は、高分子変性技術を駆使することにより、水溶性から油溶性までの幅広い溶解性を持つポリマーを合成することができ、酸性紙や中性紙に対するサイズ効果、乳化・分散性向上、水溶液の増粘効果などの機能を発揮します。
スチレン-無水マレイン酸共重合体
オレフィン-無水マレイン酸共重合体
[用途]
・製紙用表面サイズ剤 ・印刷インキ用バインダー ・顔料分散剤 ・増粘剤 ・繊維用経糸糊剤 ・マイグレーション防止剤