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創業140周年記念事業「マツタロウの森」プロジェクトをスタート

2016年9月 7日

概要

荒川化学工業株式会社は、2016年9月5日、岡山県矢掛町と森づくり協定を結びました。岡山県の「企業との協働の森づくり」事業の趣旨に賛同したもので、創業140周年記念事業の一環として、今後、町有林3.3ヘクタールの保全に向け、アカマツの植栽やキノコ栽培、自然観察などに取り組みます。

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岡山県とのご縁を大切にして

岡山県には、昔から松がたくさんあり、「アカマツ」が県と矢掛町のシンボルの木に指定されています。そして、荒川化学にとっても、松は特別な存在で、松から採れる松脂は、当社の製品には無くてはならない主要原料であり、日常生活にも欠かせないものとなっています。

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1950年代まで、国産の松脂が流通していた時代は、松脂の最大の産地であった岡山県から多くの松脂を購入していました。現在では、国産松脂の流通は無くなりましたが、1970年、倉敷市に水島工場を開設し、以来、地元の方々との絆を大切にしています。

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そして、これまでも岡山県で植樹や山林整備、炭焼きなどのメセナ活動にも取り組んできました。その中で「企業との協働の森づくり」事業のお話を聞き、わたしたち荒川化学にしかできない形で貢献できないかと考えました。それが「アカマツの植栽」による森づくりです。

荒川化学の創業140周年記念事業として「マツタロウの森」をつくることで、社員とその家族、そして地域の皆様との交流を深め、10年後の150周年に向けて、人と松とが共に成長できる森を育んでまいります。